エトロ2002年春夏レディスコレクション一足早く銀座のエトロ本社にてファッションショーが行われました。
2002年春夏のエトロはLI GHT PROFI LE (光の輪郭)と題して、様々な“光”をテーマに“ETONO DECO”“KALEI DOSCOPE”“FLOATI
NG VEI L”の3つのグループで構成されています。
“ETONO DECO“(エトノ デコ) は春のやわらかな光の中の花や臭きをイメージし、ぼかしや幾何学模様をプラスして、ベージュ、オレンジ、ブル−を使ったほんのりとオリエンタルムードのある、ディープなカラータイプの人に似合いそうなカラーグル−プ。“KALEIDOSCOPE”(万華鏡)は夏の陽射しのようにきらきらと輝くレッド、ヴァイオレット、アシッドグリーン、ライトブルーが光のかけらのように変化する鮮やかなカラーグループ。そして、“FLOATI
NGVEI L“は、様々な素材でみせる白やはんなりとしたピンクを中心とした、ライトなカラータイプの人が着たら、まるで妖精のようにみえそうな甘く優しいパステルカラーのグループ。上質なマテリアルと美しいプリントに定評のあるエトロならではの、本物の持つ伝統的な美しさと意表をつくようなクリエイティブなデザイン、素材の使い方が素晴らしくて、あっという間に時間がたってしまいました。
ショウの後のレセプションで、エトロ社のジェネラルセールスマネジャーのファビオニョッキさんとお話することができました。
この方はまさに生まれつきの広報担当といってよいくらい、非常に明るく優しく、暖かく、ほんの一瞬お話しただけで、どんな人でもエトロが大好きにはならざるを得ない魅力の持ち主です。ミラノコレクション開催中に道を歩いていると、“ニョッキさ〜ん!”と声を掛けられてしまうほど、日本のプレス関係者にも人気があるというのも納得です。
(エトロファンのため)母子3人でいた私達を御覧になって、「エトロはまさにあなたたちのようにジェネレ−ションを超えて幅の広いお客様に、ある方には洋服で、またはバッグで、あるいはショールで、と様々な形で楽しんで頂きたいと思っているんですよ。」とおっしゃっていました。マスキュリンとフェミニン、伝統と革新、相反するいろいろな要素が自由自在に組み合わされているエトロだから、様々な方がなにかにとらわれることなく、各々の個性や好み、フィ−リングに合わせて楽しむことが可能なのでしょう。
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